不登校

不登校は「親の責任」?

少し前に、滋賀県東近江市の小椋市長が「不登校になるのは親の責任が大半だ」という旨の発言をして、大きな批判を浴びました。この発言に関する考察を、著者自身の経験をふまえて述べます。
ブックレビュー

【ブックレビュー】学習指導要領「次期改訂」をどうする

標題の本のレビューです。学習指導に関する国の議論の行方を知りたい方には、おススメの本です。
教育政策

埼玉県戸田市の教育政策を参考にしましょう

10月20日(金)に、中央教育審議会初等中等教育分科会の「質の高い教師の確保特別部会」の5回目の会合が開催された模様です。関係資料が文科省のHPにアップされています。 今回は、第4回の際に提案された「教育職員の健康及び福祉を確保する方策等」...
業務効率

平日に休みをとりましょう

今回は視点を変えて、教員の働き方に関する私見を書いてみようと思います。本ブログをご覧の方の参考になれば幸いです。 先日、僕が勤める学校では「秋休み」がありました。3連休に2日を付けるだけの短い休みですが、平日に2日間の休みがあるのは個人的に...
不登校

教室という異空間

学校の教室という空間には、それぞれの思い出があることでしょう。 学校に行くのが楽しかった人にとっては、仲間と笑顔で過ごした鮮やかな思い出があり、学校に行くのが辛かった人にとっては、一人で過ごしていたモノクロな思い出があることでしょう。 僕自...
不登校

不登校は「学校の欠陥」が問題ではない

先日、昨年度の不登校数等の調査結果を受けて、不登校に関する私見を投稿したその日の地元紙に「不登校29万人超 学校の欠陥突き止めたい」と題する社説が掲載されました。 僕はその記事の中で、「メディアが報道しなければ誰も関心をもちません」と書きま...
不登校

不登校数を報道するのはもうやめにしましょう

10月3日に「令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の結果が公表されました。簡単に言えば、いじめや不登校に関する調査結果です。 新聞等では不登校数が大幅に増えたことが大きく報道されました。小中学校に限って言え...
教育政策

令和6年度文科省予算から

少し前ですが、文科省が8月末に次年度(令和6年度)の予算要求資料を公表しました。 以前僕が行政機関に勤めていた頃、周囲の職員が8月くらいから次年度の話を始めていたのを聞いて、「まだ今年度が始まったばかりだというのに、来年度の話をするなんてず...
教育政策

「ラーケーション」の是非

先日、本県の教育委員会が「ラーケーション」を導入することを発表しました。 この制度を最初に導入したのはおそらく愛知県(2023年3月に制度導入を発表、9月から施行)であり、追随する形になります。 「ラーケーション」とは、「Learning(...
業務内容

文科省の諮問に答申してみた その6

シリーズ6回目です。  今回も、平成31年3月に出された、いわゆる「3分類」の3つめの項目「教師の業務だが、負担軽減が可能な業務」について、学校現場の実情を踏まえて個人的な意見を書いてみようと思います。 「教師の業務だが、負担軽減が可能な業...