教育政策

国の方向性と逆行する熊本市の部活動改革

熊本市立の中学校の部活動の在り方を検討していた「熊本市部活動改革検討委員会」が、今後の改革案について熊本市教委に答申しました。本記事では、熊本市の改革案の中身と国の方向性との違い、また、熊本市のねらいについて書きます。
業務内容

出願ミスに対しての救済措置が示すもの

先月(2024年2月)、福岡県の私立中学校において、生徒が受験を希望する高校に対して、入学願書を提出していなかったというニュースがあり、救済措置がとられることになりました。それが意味することは何かを書いてみました。
教育政策

教師は「高度専門職」と言えるのか?

2月14日(水)に開催された「質の高い教師確保部会(第9回)」の「議事録」が先日公表されましたので、今回はこれについて書きます。会議の中で多くの委員の方が「高度専門職」という言葉を用いていましたので、これについて書きます。
業務効率

事務作業の能率を上げる方法(思考・行動面)

以前の記事で、標題の「環境面」について書きましたが、今回は「思考・行動面」について書きたいと思います。結論から言えば、「すぐやる」ということです。特に、「5分以内で終わることはそのときにする」ということです。
教育政策

給特法の議論の行方は…?

2月14日(水)に開催された「質の高い教師確保部会(第9回)」で給特法について議論がなされたようです。「議事録」がまだ公表されていませんので議論の詳細は不明ですが、今回は給特法について書きたいと思います。
教育政策

スクール・サポート・スタッフを活用しましょう!

次年度(令和6年度)から、スクール・サポート・スタッフ(教員業務支援員)が全国の全ての小・中学校に配置されることになっています。そこで、文科省が公表している「教員業務支援員との協働の手引き」を紹介します。
勤務時間

授業時間の短縮を歓迎します!

本日(2月10日)のYahoo!ニュースのトップに「小中学校の授業時間を5分短縮へ」という記事が出ました。批判的なコメントが多いですが、別の動きと併せて、この政策の狙いを考察します。
ブックレビュー

【ブックレビュー】教育改革を問う~キーパーソン7人と考える「最新論争点」~

標題の書籍のレビューをします。本書は、著者(玉川大学教授 中西茂氏)が選定した、現在の教育界のキーパーソン7名のインタビューと合わせて、著者自身が『別冊教職研修「学校管理職合格セミナー」』に掲載したコラムをまとめたものです。
教育政策

教員不足をゼロにする案

1月22日(月)に、文科省にて「質の高い教師の確保特別部会(第8回)」が開催され、「教職員配置」について議論がなされたようです。これをもとに、少子化と教員の数及び業務内容について個人的な意見を書きます。
教育政策

集団避難における教員の勤務体制は?

能登半島地震において、被害が大きかった輪島市で17日、市内3校の中学生258人の集団避難が始まりました。今回は本件に関する私見を書きます。