管理人K

教育政策

令和6年度文科省予算から

少し前ですが、文科省が8月末に次年度(令和6年度)の予算要求資料を公表しました。 以前僕が行政機関に勤めていた頃、周囲の職員が8月くらいから次年度の話を始めていたのを聞いて、「まだ今年度が始まったばかりだというのに、来年度の話をするなんてず...
教育政策

「ラーケーション」の是非

先日、本県の教育委員会が「ラーケーション」を導入することを発表しました。 この制度を最初に導入したのはおそらく愛知県(2023年3月に制度導入を発表、9月から施行)であり、追随する形になります。 「ラーケーション」とは、「Learning(...
業務内容

文科省の諮問に答申してみた その6

シリーズ6回目です。  今回も、平成31年3月に出された、いわゆる「3分類」の3つめの項目「教師の業務だが、負担軽減が可能な業務」について、学校現場の実情を踏まえて個人的な意見を書いてみようと思います。 「教師の業務だが、負担軽減が可能な業...
業務内容

「緊急提言」の緊急性やいかに…?

1か月以上、投稿をサボっていました。前回の投稿が7月23日です。 夏休みに入ると、投稿頻度が増えるだろうと思っていたのですが、仕事に対しての意欲が全く湧かなくなり、それとともに、教育に関するブログを書くという気持ちも全く起きませんでした。 ...
業務内容

文科省の諮問に答申してみた その5(部活動の地域移行)

シリーズ5回目です。  今回は、前回の続きで部活動について、主に部活動の地域移行について書きます。 僕は臨時採用の時代から、野球部の指導に携わることが多かったのですが、僕が臨時採用の頃の野球部と言えば、学級や学年のリーダー格の生徒が必ずおり...
業務内容

文科省の諮問に答申してみた その4

シリーズ4回目です。  今回も、平成31年3月に出された、いわゆる「3分類」の2つめの項目「学校の業務だが、必ずしも教師が担う必要のない業務」について、学校現場の実情を踏まえて個人的な意見を書いてみようと思います。 「学校の業務だが、必ずし...
業務内容

文科省の諮問に答申してみた その3

シリーズ3回目ですが、思ったより遅いペースで進んでいます。現場の実態をいろいろ語りだすと長くなりますね。 さて、お気づきの方もいることでしょうが、タイトルを一部修正しています。これまで、「中教審の諮問に答申してみた」というタイトルでしたが、...
業務内容

文科省の諮問に答申してみた その2

近頃、更新をサボりがちです。本来業務が忙しいということが要因です。 「一年で最も忙しく、精神的にもきつい月はいつか」と聞かれれば、僕は6月と答えます。 いろいろな仕事が重なり、夏休みもまだ遠いと感じるからです。特に今年度はこれまで経験したこ...
教師不足

教員志願者数の減少に思う

先週、ブログを開設して以来、初めて週1回の更新というルーティンを守ることができませんでした。今ちょっと仕事が忙しい時期で、週末に思うように時間がとれませんでした。しばらく、この状態が続くかもしれませんが、何とか時間を捻出したいと思っています...
業務内容

文科省の諮問に答申してみた その1

先週の記事で書いたように、永岡文科大臣が22日、中央教育審議会に教員の働き方改革に関する諮問を行いました。正式名称は、「「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について」です。小難しいタイトルです...